動画制作をする場合、音楽でガラッと感じが変わります。
ただの真面目な顔をした男性がカメラの方をまっすぐ向いて立っているという映像があるとします。
それに、悲しい音楽をつけると、この男性には何か悲しいことがあったのかなと勝手に思ってしまいます。
逆に、アップテンポな、気分が高揚するような音楽をつけると、内面にエネルギーをためて、これからやるぞといった気持ちを持っているやる気のあるという風に見ている方は思ってしまいます。
男性は、ただ真面目な顔をして立っているだけなのです。
それが、音楽で真逆の印象を与えるようなことも可能なのです。
なので、映像を作るときには、最初に音楽を決めて、それから作り始めたりもします。
音楽が全体の雰囲気を印象を作るので、そうすることが多いです。
この音楽を活かして、効果的な音楽を入れることによって、逆に人に持って欲しい感情を高めたり、誘導したりすることもできるということです。
映画やドラマ、ドキュメンタリーなんかでも、悲しいシーンには、悲しい音楽が使われています。
そういった音楽を使って、その感情を高めているのです。あるいは、そういう風に誘導しているとも、言えるかもしれません。
音楽を狙いたい効果から、逆算して使うというやり方もあります。
音って強烈な効果をもたらします。
音の効果を見直して見るのもいいかもしれませんね!