オリジナルコンテンツ資産化戦略〜その5〜

Rear view of a businessman climbing stairs to get to a large city center. Concept of success and appreciation. Double exposure

今回は有料コンテンツについてお話していきます。

有料コンテンツと無料コンテンツとの違いですが、無料コンテンツでは、「なぜ」、「何を」という内容を主に伝えるのに対して、有料コンテンツでは、無料コンテンツでは深く伝えない「どうやって」というノウハウの部分の内容を主に提供していきます。

そして、有料コンテンツは、低価格で集客用のフロント商品や、もう少し高い数万円の価格設定のミドルエンド商品、そして、さらに上の価格帯のバックエンド商品という提供の仕方があります。

特にに低価格のフロント商品が非常に大切で、ここで思った以上の内容であるとか、価値をしっかりと感じてもらえると、その後の商品、サービスにスムーズに移行してもらえやすくなります。

フロントエンド、ミドルエンド、バックエンドの動画商品ですが、例として、このようなものがあるかもしれません。

フロントエンド:3000円のオンライン動画コンテンツ

ミドルエンド:1万~5万くらいまでのオンライン動画コンテンツ

バックエンド:リアルの講座に、講座を撮影した動画を会員サイトで閲覧できる。(リアル講座に参加できなくても、動画で学べる。または、参加したとしても、動画で何度も繰り返し学べる。)または、会員サイトに基本的な内容の動画、PDFなどを載せておいて、それを顧客に好きなタイミングで見てもらいながら、自分はコンサルティングといった単価の高い仕事を提供する。

特に、バックエンドは、動画のサービスを提供することによって、バックエンド自体の価値を高めて、かつ単価を上げることが可能です。

フロントエンド、ミドルエンドなども、いくつか動画の有料コンテンツを持っておくと、売上が少ない月などにも、それをまとめてパックで販売して、売上を上げたりといった、すぐにマネタイズできる資産になりますし、メルマガなどでも、常に記載しておいて、興味のある人にすぐに購入してもらったりもできます。

また、フロントやミドルの動画商品ですが、あまりかしこまらなくても、顔出ししなくても、パワーポイントのスライドを映しながら、解説する動画でも、内容がしっかりしていれば、十分、有料コンテンツになります。

あまり大きく考えなくても、商品を作ることが可能ということです。

また、商品は、コンテンツがある人は、それを一旦できるだけ分解してみて、それを再構成してみて、いくつもの商品ラインナップを作ってみるというやり方もあるかもしれません。

そして、これは重要な点ですが、人と人が知り合う時のように、いきなり売り込まず、まず関係を作ってから、こういうものもあるというように段階を踏んで紹介していくといいと思います。ですので、見込み顧客との関係を短期ではなく、長期的な関係を考えて、LTV(ライフタイムバリュー)とも言いますが、長期的に、多く商品を使ってもらえるように考えて、商品提供の設計をするといいかもしれません。

そういった意味でも、フロントエンドの後に、いきなり高額のサービスを提供するというやり方もありますが、徐々に価格が上がっていくような階段のようなサービスラインナップを作っているといいかもしれません。

では、次に、仮に、たった1人で働いていても、動画というあなたの「分身」に働いてもらって、何人分もの仕事をして、最終的に、あなたの商品、サービスの購入に至るようになる動画資産の使い方、仕組みについて、お話していこうと思います!